歴史時代作家クラブ公式ブログ

現在活躍中の歴史時代作家が多数所属する文学団体です。時代文庫活性化を目指し、各社から出ている時代小説文庫等の紹介もします。初めにこちらをお読みください。→http://rekishijidaisakkaclub.hatenablog.com/entry/2014/08/01/105546

長谷川卓さん新刊

家臣同士の領地争いに怒った越後の長尾景虎は、出奔し、山の者の許へ身を寄せる。景虎の命を狙い、武田最凶の忍びたち、さらに北条の風魔が動き出す。無坂らは景虎の命を守るべく、死闘に身を投ずる。驚天動地の争いの中、南稜七ツ家が現れる。ファン待望の…

佐伯泰英さん新刊

将軍吉宗お声がかりの鹿狩りに参加し不首尾だった咎で、直参旗本石河常康が切腹した。半年後、亡き石河の臣を名乗る具足武者が、遺恨を含んで惣三郎を襲う。石河はなぜ切腹に至ったのか。その裏には、形ばかりになった武芸の闇が隠されていた。折りも折り、…

喜安幸夫さん新刊

商家に押し込み、金品を奪った上に皆殺し―上方を荒らし回った凶賊・蓑虫の鬼三次一味が捕縛された。しかし、その残党が江戸に集結しつつあるという。北町奉行の兄・忠之から合力を請われた忠吾郎は、「相州屋」の面々と一味の炙り出しに乗り出すが、その矢先…

鳥羽亮さん新刊

迅い!泉十郎は目を剥いた。初太刀から連続して真っ向へ斬り込む二の太刀が、まるで一度の斬り込みのように迅かった。この太刀で、西崎どのは斬られたのだ!二月ほど前、駿河国奥江藩の勘定奉行西崎が殺された。心形刀流の遣い手向井泉十郎、居合一閃の植女京…

菊池秀行さん新刊

平安時代、一条天皇の御代。京の都に鬼が出没し、貴族の娘たちが攫われる騒ぎが頻発していた。源頼光から解決の命を受けたのは、剛勇名高い坂田公時だった。公時は、次に攫われるのは藤原為時の娘・紫式部と目星をつける。美貌の才女は、自らが囮となって鬼…

鈴木英治さん新刊

初美が寺を出奔した。先に旅立った伊之助を思うあまりの行動であった。初美の護衛を頼まれた濤戒と休雲は、急いで彼女の後を追うが、なかなか追いつくことができない。そのころ黙兵衛と伊之助の二人は伊賀国へ。しかし伊賀国には大勢の忍とかつての宿敵が待…

藤井邦夫さん新刊

汐崎藩に公儀の普請が押しつけられる―。財政難の状況で藩にとって空前の危機となる。それを回避できると老中・青山忠裕が出してきた条件は、名刀・備前長船の献上だった。駿河国汐崎藩の御刀番・左京之介は長船を手に入れようと走るが、そこに沼津藩水野忠成…

稲葉稔さん新刊

南町奉行所の定町廻り同心を辞め、いまは船頭として生計を立てる沢村伝次郎が、同心時代に小者として使っていた音松が殺しの疑いで捕えられた。冤罪を訴える音松の疑いを晴らすべく、疫病神と言われていた浪人の殺しを調べ始めたが、真の下手人を追い詰めた…

藤原緋沙子さん新刊

縁切り寺『慶光寺』の主万寿院と遠い日に交わした約束を胸に抱いた男の生きざま…。行方知れずになった愛する男をさがす女が爪弾く津軽三味線の哀しい音色…。別れた我が子の幸せをただひたすらに願う老母の想い…。お登勢の胸に深く刻まれた亡夫への愛を垣間見…

牧秀彦さん新刊

塩谷隼人は江戸家老を務めし折に民を苦しめ私服を肥やすに余念なく、今は隠居で左団扇――。摂津尼崎藩の農民を称する一団による大目付一行へのこの直訴は、大身旗本の子息松平信十郎によって寸前で食い止められた。隼人に大恩ある信十郎にとっては、これが嘘…

藤井邦夫さん新刊

亡き妻の墓参の帰途、四人の若侍に襲われた初老の武士を助けた南町奉行所与力の結城半蔵。奥州上関藩の留守居役遠藤頼母と名乗った初老の武士は「拙者は不忠者」という言葉を残し意識を失った。駆けつけてきた上関藩士らに遠藤を託し、その場を立ち去った半…

岩井三四二さん新刊

本能寺の変で信長さまが――これはピンチか、はたまたチャンスか!?天正十年(一五八二)六月、驚天動地の事態に右往左往する信長の息子・信孝、家臣・滝川一益と堀久太郎、敵将・安国寺恵瓊、側室・おなべ……。思わぬ出来事に接した時ほど、人間の本性はさらけ出…

鳥羽亮さん新刊

直心影(じきしんかげ)流の剣士・直二郎が、不可解な斬殺事件の真相を追う――。かつて同じ道場に学び、剣の奥義を極めんと諸国へ武者修行に出た幻鬼(げんき)・水鬼(すいき)・猿鬼(えんき)の"三鬼"が江戸に戻ったという。折しも、高名な剣術道場の高弟二人が同…

飯島一次さん新刊

「どうです、われらの仲間に入りませんか」―こう誘われて、浪人・立花数馬はうなずいた。その仲間とやらは、瓦版を刷って、世の悪人どもの正体を天下に広めることを目指しているらしい。実は数馬、父は謀に嵌められ、妹は嬲りものにされて、ともに伊丹屋に命…

誉田龍一さん新刊

団扇売りの鹿之丞が何者かに襲われたのに続き、楊枝屋の看板娘・お蝶も男に騙され、姿を消す。さらに、親分の内与力・村雨卯之助までもが、謎の侍集団の襲撃を受け、半死半生の重傷を負ってしまう。仲間が次々といなくなり、悄然とする「使の者」猪三郎だが…

書評『うつけ世に立つ』

書名『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』著者名 早見俊発行所 徳間書店 定価 2000円(税別) うつけ世に立つ: 岐阜信長譜 (文芸書) 作者: 早見俊 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2016/09/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 信長について、…

書評『親鸞』

書 名 『親鸞』著 者 三田誠広発 売 作品社発行年月日 2016年6月15日 親鸞 作者: 三田誠広 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2016/06/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る そもそも親鸞(1173~1262)は自らの私生活について全く語ることをしなか…

書評『峠越え』 伊東潤

書名『峠越え』著者 伊東 潤発売 講談社発行年月日 2014年1月9日定価 ¥1600E 峠越え (講談社文庫) 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 峠越え 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: …

書評『不抜(ぬかず)の剣』

書 名 『不抜(ぬかず)の剣』著 者 植松三十里発行所 H&I発行年月日 2016年5月8日定 価 ¥1800E 不抜の剣 作者: 植松三十里 出版社/メーカー: エイチアンドアイ 発売日: 2016/04/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 植松三十里は…

「第5回 歴史時代作家クラブ賞」決定!

「第5回 歴史時代作家クラブ賞」決定 ① 新人賞 片山洋一『大坂誕生』朝日新聞出版 松永弘高『決戦! 熊本城 肥後加藤家改易始末』朝日新聞出版 ② 文庫新人賞 新美 健『明治剣狼伝―西郷暗殺指令』角川春樹事務所時代小説文庫 ③ シリーズ賞 井川香四郎 辻堂魁 ④…

書評『室町小町謎解き帖 呪われた恋文』

書名『室町小町謎解き帖 呪われた恋文』著者名 飯島一次発売 双葉社発行年月日 2016年5月15日定価 ¥593E 7net.omni7.jp 飯島一次の『室町小町謎解き帖』シリーズの第二弾である。飯島には双葉文庫に限っても、『朧屋彦六 世直し草紙』、『三十郎…

書評『使の者事件帖(三) 何れ菖蒲か杜若』

書名『使(つかい)の者事件帖(三) 何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)』著者名 誉田龍一発売 双葉社発行年月日 2016年5月15日定価 ¥611E 何れ菖蒲か杜若-使の者の事件帖(3) (双葉文庫) 作者: 誉田龍一 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2016/05/…

書評『王になろうとした男』

書名『王になろうとした男』 著者 伊東 潤 発売 文藝春秋 発行年月日 2016年3月10日 定価 ¥660E 王になろうとした男 (文春文庫) 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/03/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る …

書評『龍になった女――北条政子の真実――』

書 名 『龍になった女 ――北条政子の真実――』著 者 高瀬千図発 売 ワイズネット発行年月日 2015年12月1日 龍になった女―北条政子の真実― 作者: 高瀬千図 出版社/メーカー: 文蔵BOOKS 発売日: 2015/12/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見…

カルテット忠臣蔵+1ご優待のお知らせ(会員・会友向け)

亀かずおです。 三越劇場と近鉄アート館(天王寺)にて、昨年、紅白初出場したけん玉演歌歌手の三山ひろしの芝居・コンサートの公演を行います。私は、脚本(共作)とプロデュースをしています。 歴史時代作家クラブの皆様をご招待いたします。お気軽にお出…

書評『日本統治下台湾の「国語」普及運動』

書名『日本統治下台湾の「国語」普及運動――国語講習所の成立とその影響』著者 藤森智子発売 慶応義塾大学出版会発行年月日 2016年2月25日定価 ¥7000E 日本統治下台湾の「国語」普及運動:国語講習所の成立とその影響 作者: 藤森智子 出版社/メー…

第17回 遠藤文学・原点の旅

■イベント案内 周作クラブ 第17回 遠藤文学・原点の旅 加賀乙彦が案内する大分の旅「大友宗麟とペトロ岐部」 当クラブの企画ではありませんが、歴史時代作家と愛好家の皆さんには大いに興味があろうかと思いますので、ご紹介いたします。 戦国のキリシタン大…

書評『台湾よ、ありがとう(多謝!台湾)』

書名『台湾よ、ありがとう(多謝!台湾) 白色テロ見聞体験記』著者 小林正成発売 展転社発行年月日 平成25年9月29日定価 ¥1,800E 台湾よ、ありがとう(多謝!台湾)―白色テロ見聞体験記 作者: 小林正成 出版社/メーカー: 展転社 発売日: 2013/10 メディア: 単…

書評『近代科学の先駆者たち』

書 名 『近代科学の先駆者たち』著 者 金子和夫発行所 ごま書房新社発行年月日 2016年1月4日定 価 ¥1300E 近代科学の先駆者たち―「技術立国日本」復興に必要な“見識”とは 作者: 金子和夫 出版社/メーカー: ごま書房新社 発売日: 2016/01/04 メデ…

書評『悪の皇帝論』

悪の中国皇帝論 -覇権を求める暴虐の民族DNA- 作者: 塚本青史 出版社/メーカー: ビジネス社 発売日: 2015/12/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 書名『悪の中国皇帝論』著者 塚本靑史発売 ビジネス社発行年月日 2016年1…