歴史時代作家クラブ公式ブログ

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大河ドラマウォッチ「西郷どん」第26回

大河ドラマウォッチ「西郷どん」第26回 西郷、京へ
              天堂晋助


 今週も軽くツッコんでいこうと思います。 
 島から帰って来た西郷は、藩主の茂久に京に行くように命じられます。それは大久保が茂久に願っていたことでした。
 西郷は京へ行く前に西郷家に行きます。家は小さな借家に引っ越していました。家を売らなかったら、皆飢えて死んでいたとのこと。そこに大山たちがやってきて酒で祝ってくれます。
 西郷は京で薩摩が嫌われていると聞きます。帝を京から連れ去ろうとした長州を、薩摩と会津が追い返したのです。それ以来、長州と薩摩の仲は悪化していたのでした。
 このころ、京では「参預会議」という試みが行われていました。朝廷、幕府、有力諸藩が話し合い、合議によって、政治を行おうというのです。
 しかし慶喜と久光は対立。慶喜はまたしても久光をイモ呼ばわりします。
 西郷は大久保に会いに行きます。大久保は料亭で畳を回していました。大久保は芸をして慶喜の側近らを接待していたのでした。西郷は大久保に、薩摩を救ってくれと頼まれます。
 西郷は久光に目通りします。久光は涙目で怒っています。
「わしは一橋(慶喜)も好かんが、お前はもっと好かん」
 怒りのあまり歯型の付いたキセルを投げつけます。泣くなよ、久光。というか、それだけを言いに、出てきてくれたのか。なかなか大人じゃん、久光。
 料亭で西郷と慶喜はひそかに会います。西郷は慶喜に「久しぶりに江戸前のタンカを聞きました」などと持ち上げてから、また逃げようとしている、と責めます。開国も攘夷も恐ろしい道、そこから逃げようとしているのだといいます。そして慶喜と腹を割って話すのがうれしくて仕方がない、などと言うのです。おい、西郷。人を手玉に取るのもいい加減にしろ。そうして結局、久光と会って話をすることを承知させるのです。西郷はいつの間にこんな芸当を身につけたんだ。
 ところが西郷が久光に会ってみると、久光は薩摩に帰ると言い張ります。慶喜とは何を話しても無理だ、と。そりゃそうだろうよ。あれだけイモイモ言われたんだから。ここで西郷はまた手玉に取るような芸当をするかと思いきや、黙ったまま。人の好き嫌いがありすぎるだろう。もっと大人になれ、西郷。
 そして慶喜の代わりに、慶喜の側近が殺されるという事件が起こります。ビビる慶喜
 慶喜は西郷と会います。慶喜は微笑みを浮かべながら久光に謝りたいというのです。いったいどうやって謝るんだ慶喜
「イモはイモでもサツマイモは王様だよ。甘くてとろけるようなその味。食物繊維が豊富で、ダイエットに最適」
 いや、無理があるだろう。
 西田敏行のナレーションも戦慄しておりました。