歴史時代作家クラブ公式ブログ

現在活躍中の歴史時代作家が多数所属する文学団体です。時代文庫活性化を目指し、各社から出ている時代小説文庫等の紹介もします。初めにこちらをお読みください。→http://rekishijidaisakkaclub.hatenablog.com/entry/2014/08/01/105546

大河ドラマウォッチ「西郷どん」 第33回 糸の誓い

 今週も軽くツッコんでいこうと思います。
 薩長同盟を成立させた坂本龍馬は、幕府の捕り方に襲われます。妻のお龍のおかげでなんとか命拾いした龍馬は、西郷と共に鹿児島に渡ります。
 西郷の家を訪ねる龍馬とお龍は、イチャイチャしっぱなし。西郷の妻の糸は困惑するばかり。
 西郷と龍馬は二人きりになり話します。こんどイギリスの公使パークスが来る。龍馬にパークスをもてなすための知恵を貸して欲しいといいます。
 変わって場面は大阪城。幕府が長州に出兵命令を出します。慶喜はあくまで長州を討とうとするのでした。
 そして再び西郷の家。龍馬が戻ってきてまたお龍とのいちゃつきを見せつけます。空気の読めないお龍は、糸に、三番目の妻なんですってねえなどと話しかけます。
 朝になり、龍馬はお龍をおいて一人出かけようとします。長州を心配した龍馬は、幕府軍との戦いの様子を見に行こうとしたのでした。それをみつける糸。糸は龍馬を送り出します。しかしそこへ寝間着のお龍が飛び出してくるのです。龍馬の後を追おうとするお龍。それを止める糸。
「坂本様の気持ちをわかってくいやんせ」
 とお龍にいいますが、お龍は聞き分けがありません。龍馬の後を追おうとします。
「馬鹿」
 とお龍をビンタするに違いないと視聴者は期待するところですが、逆に糸はお龍に説得されてしまいます。今、出れば追いつけると、糸はお龍に上着を掛けてやります。
「お互い、難儀な男に惚れたもんやな」
 とのお龍の台詞。お龍は走って龍馬の後を追います。さすがの中園ミホ展開。
 幕府の長州への攻撃が開始されました。しかし長州軍はその攻撃を押し返していきます。
 その数日後、パークスが薩摩にやってきました。接待する島津久光。歓待は数日にわたりました。
 西郷の家に熊吉と妹が駆け込んでいました。なんと西郷がイギリスの船に捕まったというのです。心配そうな、今にも駆け出しそうな様子の糸。
 実は西郷は自分の方からパークスの船を訪ねたのでした。接待のみでらちのあかない薩摩の姿勢に、パークスが交渉を打ち切るといってきたからです。
 パークスは西郷に会ってすぐさま「おまえは誰だ」と尋ねます。西郷は答えます。「薩摩藩家老、西郷吉之助でごわす」。えっ、いつの間に西郷は家老になってたの。そこんとこどうなの、中園ミホ
 パークスは問います。なぜ国の王が、将軍と天子様の二人いるのか。さらにいいます。だれと話せば交渉ができるのか。「薩摩です」と西郷が言います。薩摩が天子様の元にこの国をまとめてみせます。「本当にできるのか」と問うパークス。
「この西郷がやります」
 と西郷は宣言します。カッコ良すぎるぞ、西郷。
「ちょっとまった」
 と糸が飛び込んでこないかな、と思いましたが、そんなことはもちろんありません。
 パークスと西郷はわかりあいます。最後に力強く握手をします。
 家に西郷が帰ってきます。糸は心配のあまり怒っています。糸はここで
「アイカナさんは、どげんお方でしたか」
 と問います。
「アイカナなんてたいした女じゃないよ。アイカナが雀なら、糸は白鳥だよ」
 と普通の男ならいってしまいそうですが、もちろん西郷は普通の男ではありません。自分は一度死んだ人間だ。アイカナは自分を再び生かしてくれた。と糸にいいます。
「子供んころから好いちょったで、せいいっぱいきばりもす」
 と、西郷は糸から告白の言葉を引き出します。お龍さんとも誓いました、と糸はいいます。
「難儀な男に惚れたんじゃって、一生ほれ通すしかなか」
 西郷は糸の体を抱き寄せました。
 最後に糸の妊娠の発表があって今回は終わりです。